うつ患者ブログ

うつ病(双極性障害)の患者が書いているブログです。病気やお金のことなどを書いています。

何も成し遂げなくて良い

何かを成し遂げたい、という考えには危険な側面がある

「生まれてきたからには、自分は何かを成し遂げなければいけない。」というのは、キリスト教の、プロテスタントの考えのようです。ある精神科医は、この考え方には危険な側面があると言っていました。

なぜなら、世界中の全員が何かを成し遂げられるわけではないからです。成功する人もいれば、失敗する人もいます。災害にあったり、病気になったりすることもあります。自分の意思や行動だけで、何かを成し遂げれるわけではありません。その時の流れや、運にも左右されると思います。

それなのに、自分の意思の力で何かを成し遂げようとすると、自分に苦行を強いる可能性もあります。何かを成し遂げられないのは、弱い自分のせいだと思い、さらに自分を追い込んでいく可能性があります。また、何かに縛られて背伸びをしたり、自分を見失ったりすることもあるでしょう。

何かを成し遂げたい理由

そもそも何かを成し遂げたいという思想は、自分の理想やプライドによるものが大きいのではないでしょうか。

「いや、違う。世のため人のためだ。」という人もいると思います。しかし、自分は何かを成し遂げられはずだ、と思うのは、自分にはそれなりの力や行動力があって、理想を実現できるというプライドのようなものがあるからだと思います。

全て人間が勝手に生み出した

そもそも、理想やプライドってなんなんでしょう。

私は、「人間が文明を築いてから、人間が勝手に生み出したもの。」だと思っています。そして、尊いものとして、メディアなどで拡散されているものだと思います。

理想やプライドは不自然

動物たちを見ていると、人間の目標や理想やプライドというものが不自然に思えてきます。動物たちから、そういったものを感じることはありません。ご飯を食べて、遊んで、寝ています。猫が犬のようにになりたいとか、そんなことは聞いたことないです。

また、人間からもらった食べ物でも文句は言いません。自分で狩りをして得たもの以外は食べない、といったような変なプライドもありません。

過去の自分

今までは、自分は何かを成し遂げないといけない、といったことを考えていました。

今の世の中は、そういったことを助長するものが一杯あって、自分も成功者の考えや、成功している会社のことをテレビで見ていました。そして自分もそうなりたい、成し遂げたい、頑張ろう、と考えていました。

病気になってからの自分

理想やプライドといったものに、囚われないようにしたいと思うようになりました。理想やプライドなんてものは、1円にもならないし、病気を救ってくれるものではないと分かりました。また、何かを成し遂げなくても、人生を楽しむことはできるんだと思うようにもなりました。

今では、とりあえず生きていればいいや、と思うようになりました。生きてるだけで、ご飯食べてるだけで、誰かの役に立ってるんだと、そう思えるようになりました。なぜなら、自分が消費をしてお金を使うだけで、それが誰かの給料になるからです。

何かを成し遂げなくても人の役に立てるし、役に立たなくても良いんだと思えてきました。そもそも、人の役に立ちたいって、なんだか人に依存しているような気がしませんか?人が満足してくれなきゃ自分が存在できないような考えですよね。そうじゃなくて、自分は無条件で存在していて良いんだと思ったほうが楽です。

そんなことを考えているうちに、働けもせず何にもできない自分を、ちょっとずつでも肯定できるようになってきました。すると、世の中の多くの現実についても、なんだか肯定できるようになってきたような気がします。