うつ患者ブログ

うつ病(双極性障害)の患者が書いているブログです。病気やお金のことなどを書いています。

本:仕事休んでいうつ地獄に行ってきた

紹介する本

作者

作者は、元日本テレビキャスターの丸岡いずみさんです。現在は、タレントとして活躍されています。

本の内容

丸岡さんが、東日本大震災の取材後にうつ病になった話が書かれています。それから、うつ病になるまでの話(北海道での仕事、東京での仕事)や、症状や治療の話、回復と結婚の話、なども書かれています。

また、丸岡さんがうつ病になって感じたことや考えたことが、心得としていくつか紹介されています。例えば、うつ病は「心の風邪」という簡単なものではない、薬は重要、などなど、色々とためになることが書かれています。

感想

真面目で、努力家で、すごすぎる!

丸岡さんがうつ病になるまでの話を読んで、ほんとにすごい人なんだな!、と思いました。北海道での仕事も忙しそうでしたが、東京で日テレのキャスターになってからも、本当に忙しい毎日を過ごしてたんだなと感じました。

特に、警視庁の取材担当になった話は壮絶でした。寝る暇もないし、食べる暇もない、殺人の現場にも行く。また、会社に勤めながら学校に通ったり、丸岡さんは本当に努力家ですごいです。

真面目に頑張りすぎたことも、うつ病になった原因の1つではないか、と書かれていました。頑張りすぎてうつ病になる人が多いと言われますが、丸岡さんはその中でもずば抜けているような気がしました。

うつは病気、薬は大事。

「うつは心の風邪ではない。」「がんなどと同じ病気です。」と書いてあったのが印象的でした。心の風邪だと思うと、心を整えれば治るとか、気分を変えようとか、そういった考えになってしまいます。でも、そういったのは逆効果です。

うつ病は病気で、自分はうつ病だと受け入れることができれば、「きちんと薬を飲んで治そう。」ということになります。丸岡さんは、薬がよく効いたみたいで、薬は大事だと書いていました。

ただ、自分がうつ病だと受け入れるのは、難しいことだったと書いてありました。うつ病は弱い人がなるものだ、とか、そういった偏見や誤解があるからです。うつ病だと診断されても、「自分は違う」と思ってしまうそうです(私もそうでした)。

うつ病になると人は変わる。

丸岡さんは、うつ病になって変わったようです。「うつ地獄に行って、最悪以下のマイナスまで突き落とされたから、見えてきたものがあった。」といったことが書かれていました。

うつ病になるまでは、「人にどう見られるか。人に羨ましいと思われたい。」ということが大切だったようです。病気になった後は、「人にどう思われるかよりも、自分が幸せと感じるほうを向いて歩いている。」ようです。

この丸岡さんの気持ちは、なんとなく分かる気がしました。私も、少しずつ人にどう思われているか、ということを気にしなくなってきました。自分が楽に(自然に)生きていけるように、といった考えに変わってきました。