厚生年金の受給資格と被保険者期間
今回の調査内容
ある企業で働いてから、転職や退職後に別の企業で勤めると、複数の企業で厚生年金に加入することになります。また、別の企業で働くまでに間が空くと、厚生年金に加入していない期間ができます。
そういった場合に、
- 厚生年金(老齢厚生年金)の受給要件は変わるのか?
- 被保険者期間(加入期間)はどうなるのか?
ということが気になって、調べてみました。(自分も転職や退職をしているので、気になってしまいました。)
受給要件
まずは、受給要件について調べました。(※以下の記述は、昭和16年4月2日以後に生まれた方が対象です。)
被保険者期間
別の企業で働くと、厚生年金の被保険者期間が合算されるようです。
また、仮に、退職後に仕事をしない期間があって、それから別の企業で厚生年金に加入するとします。そうすると、退職前の加入期間と、次の企業の期間が合算されるようです。
例えば、会社Aで5年働いて退社。その後3年休んで、会社Bで7年働いたとします。その場合、被保険者期間は「5+7=12年」として計算されるようです。
まとめ
転職・退職をしても、
- 厚生年金の支給要件は変わらない。
- 被保険者期間は合算される。(複数の企業での加入時期を足す。)
ということのようです。今までの厚生年金加入期間は、無駄にならないようなので安心しました。ただ、当たり前ですが、働き続けたほうが年金額は高くなりますよね。うーん、これはもう諦めるしかないです。