障害年金の申請方法について
障害年金には、1. 自分(や家族)が申請する方法と、2. 社労士さんに申請を代行してもらう方法があります。これから両方の申請方法について、私が感じたことやメリデメなどを書いていこうと思います。
補足
記事の内容は、気分障害で障害年金を申請したときに感じたことです。他の病気で申請する場合のことは考慮していません。
それから、私は社労士さんと会って話したりしましたが、最終的には自分で年金事務所に行って申請しました。また、初診から1年半後の一般的な申請で、結果の不服申し立てなどはしたことがありません。
1. 自分で申請
メリット
費用を最小限に抑えられます。診断書の費用、交通費等は必要になります。
デメリット
年金事務所や病院に何回か行く必要があります。そのときの症状にもよりますが、年金事務所が遠い場合などは結構な負担になると思います。場所によっては、混雑している年金事務所もあります。
年金事務所について
何かと話題になる(なった)ところですが、他の公共的な機関と同じようなお役所です。そこまで嫌な対応はされませんでしたが、書類の訂正印も細かくチェックしてきたりします。年金を受給させたくないとか、そういう意図は感じませんでした。
年金事務所に行けそうだったら1回行ってみて、ダメそうだったら代行を検討するのも有りかなと思います。
申請書類について
自分で書類を書くのは面倒ですが、参考になる本があったりします。私は「鈴木さんちの障害年金物語」を参考にしました。

- 作者: 宇代謙治,小岩千代子,高橋裕典
- 出版社/メーカー: 日本法令
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 単行本
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書類の記入例なども書かれていたので、本当に参考になりました。
2. 申請代行
メリット
年金事務所に行かなくても良いところです。年金の申請書なども書いてもらえます。
デメリット
代行料金がかかります。料金は、申請先・条件・障害等級・結果(成功報酬)などで変わりますが、数万~十万以上になることがあります。
考察
自分や家族が外出できなかったり、大きな負担になったりする場合は、代行してもらうのが良いのかもしれません。
注意点
代行を依頼したから何もしなくて良い、というわけにはならないと思います。社労士さんに症状や経過を伝えたり、書いてもらった書類のチェックをしたり、色々とやることはあります。年金の診断書などは、自分で病院に行っ依頼することになると思います。
代行を頼む前に、ある程度は障害年金について調べておくと良さそうです。社労士事務所も何件か比較したりしたほうが良いと思います。言い方は悪いですが、頼んだ後で「思ってたのと違った」ということがないようにしないとです。
あとは、医師に前もって相談しておいたほうがよいかと思います。医師によっては、代行を良く思わない人がいたりします。また、障害年金申請に詳しい医師やスタッフさんがいれば、まずはそちらに相談してみたほうが良いです。病院には経験豊富な方が多くいらっしゃると思います。
最後に
他にも何か思い出したら書いていこうと思います(別の記事になるかもしれません)。
あと、記事の内容はあくまで私自身の考えで、他の人に同じ考えを強制するつもりはありません。こんなふうに考える人もいるんだなと、広い心で見て頂ければ幸いです。